「ウェルネス・ヘルスケア学会(Wellness and Health Care Society)」は、金沢大学医学部保健学科(現金沢大学医薬保健研究域保健学系)を主幹として立ち上げた「つるま保健学会」を前身とし、保健学に関する学術研究の質的向上を図るとともに保健学の進展に寄与することを目的に2017年に創設されました。それに伴って「つるま保健学会誌」を「Journal of Wellness and Health Care」と改称し、世界に開かれた学術誌として歩み始めました。本学会名の「ウェルネス」は、自発的または能動的要素を含めた広義の健康を意図しています。また「ヘルスケア」には、医療だけでなく保健・福祉の意味も込められています。
研究を論文として公表することは、学問の体系化に繋がります。本学会誌においても、保健学の体系化に寄与し、読者の記憶に残る論文が数多く掲載されることを願っています。一方で、私たちの身体や暮らし、実社会は、学問分野によって切り分けられるものではありません。当学会は、従来の「保健学」の概念を超える柔軟な発想で「ウェルネス」や「ヘルスケア」を探求した研究も歓迎します。
学問を発展させるのは「人」です。本学会は、学会事業を通して、保健学研究者、および研究的思考を身に付けた高度専門医療人を育成します。
ウェルネス・ヘルスケア学会(Wellness and Health Care Society)は、保健学に関する研究者、教育者ならびに学生等からなる組織です。また、本会は保健学に関する学術研究の質的向上を図るとともに、保健学の進展に寄与することを目的としています。そのため、会員の研究成果を内外に発表するための学会誌発行や、研究上の便宜をはかるなど、さまざまな活動を行っています。
本会は、金沢大学医学部保健学科(現金沢大学医薬保健研究域保健学系)を主幹として立ち上げられた「つるま保健学会」を前身としています。その後、研究の成果を広く世界に報告するために独立した組織となり「ウェルネス・ヘルスケア学会」と改称しました。本学会名の「ウェルネス」の部分には、自発的または能動的要素を含めた広義の健康の意味が、「ヘルスケア」の部分には、医療だけでなく保健・福祉の意味が込められています。
現在、保健学の研究対象となる分野は、高齢化・少子化に伴う社会構造の変化や、生活習慣病の増加などをはじめ、多岐にわたっています。また、それらが複雑に影響し合うようになってきています。そこで、本学会は特定の医療分野に偏らず、健康・保健・医療・福祉を包括する学問分野を対象として成果を出していきたいと考えています。